『蒲田行進曲』〜城崎非情編〜

平日、仕事終わりで観にいきました。風間くんを観るのはウエストサイドストーリー以来っぷりだったんだけど、さらにすごくなっていました。
なんていうか憑依系?圧倒されて舞台が終わってもなかなかドキドキが治まらなかったです。
実は、前作を見ていないので、蒲田行進曲は元々はどういったストーリーだか知らなくてちょっと不安なままの観賞でした。今回のは非情編というだけあってか、ヤス役の風間くんは、小夏を殴る、蹴る、罵倒するの非情っぷり。でも銀ちゃんと小夏が大好きで、二人のことを好きであればあるほど苦しむヤスに胸が痛みました。久々に感情移入してしまいました。
ところでいつも舞台をみる度に思うんだけど、マイクのあるなしに関わらず、大きな声をだすと声が割れて聞こえにくくなる役者さんって多いのよね。その中で、風間くんの声は生声で小さな声でも怒鳴り声でも、全然音が割れずに客席にとどいてくる。ものすごい台詞の量にもまったく声枯れすることもないあの喉、あの声。神が与えた才能と言ってもいいんじゃないかしら?
舞台上の台詞では、華がないと言われるヤスですが、舞台に立ってるヤスは存在感抜群!あの全身全霊を込めた演技には肌が立つ。風間くんの「狂」の演技は私はかなり好きかも知れない。心配なのは、なんだかまた痩せてしまったんじゃないかしら?ってこと。
もう一度観たいと思ったけど、チケットはもう完売みたい。さすがに大阪まで遠征はできないので、蒲田行進曲は一回でおしまい。
次は撮り貯めた「アキハバラ@DEEP」を観よう。今度は吃音でオタクは風間くんを堪能しよう。