不機嫌

当直を終えて帰宅。普段しまっているはずのスライド式の扉が無理やり開け放たれていたが、何も壊されていなかった。ただ、やっぱり一晩中独りぼっちだったのは寂しかったらしい。私のベッドの上、しかも私の着ていたパジャマの上で丸くなって眠っていた。そして、ほったらかしにされていた分を取り戻そうとするかのわがままっぷり。おやつをねだり、散歩をねだり、マッサージをねだられた。一通りご奉仕したら満足したらしい。今はまた私のベッドの上で眠っている。私だって当直でほとんど眠れなかったんだから眠りたいのに、真ん中を占領されている…。