亡国のイージス

読み終わった。海上自衛隊護衛艦という特殊な空間で起こる事件の展開に引きずり込まれて、ここ数日テレビもろくにつけず、PCもほとんど使わず。週末も空いた時間は全て読書、通勤途中の電車も歩いているときもずーっと読書な生活だった。ただ、どうしても目が疲れるので夜は早々に眠っちゃってたけど。小説の冒頭からずっと緊迫した状況だったのに、終盤で「はぁ!?」っていうどんでん返しにはちょっと驚いた。そんなバカなことがあっていいのか?こんなにたくさんの人の血が流されて、っていう苛立ちすら覚えてしまったけど、日本ってアメリカから見たら所詮そんな国なのかもね、とも。それにしても、この小説も夏あたりに映画公開になるんだっけ?仙石伍長に真田広之ってのが、ちょっときれいすぎないか?というギモンが。私のイメージでは今井雅之なんだけど、このひとじゃそのまんますぎるか…。如月行が勝地涼なのはあってる気がする。2時間にまとまるのかどうかギモンだけど、自衛隊の協力もあるから本格的な作品にはなるんだろうな。『KT』のメガホンを取った阪本順治が監督だし、脚本もホワイトアウトの脚本を書いた人だから上手くまとめてくれるんじゃないかなぁ。観にいこうかな、映画館で見たほうが迫力あるし。