Hay fever

今年の日本のスギ花粉の飛散量はどうなのかしら?私の花粉症はスギも少しはあるんだけど、ブタクサとか白樺とかイネの仲間とか、結構どれに対しても閾値ぎりぎり。鼻水よりも咳が出るのがやっかいなんだけど、イギリスに来てからは調子がいいのが救い。このクニでは何の花粉による花粉症患者が一番多いのかしら?
ところで、抗アレルギー薬はかなりたくさんの種類が発売されていて、正直どれが合うかは飲んでみないと分からない。人によっては眠気、口渇などの副作用がでるものが多いし、緑内障の人には禁忌とされているものも。副作用は出ないまでも、あまり効かない場合もあるし。
私が日本にいたころに患者さんに話していたことは、「たくさん種類があるから、とりあえず2週間くらい飲んで効かなかったら我慢せずに医師に申し出て、他の薬を試したほうがいいですよー。」ってこと。
私の場合も、アレグラ(塩酸フェキソフェナジン)はなぜか最初の一年しか効かなくて、アレジオン(エピナスチン)は口渇がつらい割には効かなくて中止。咳もあったので、目線を変えてロイコトリエン拮抗薬のオノン(プランルカスト水和物)に変更したところよく効いたので、それ以降はずっとオノン。
頓服はニポラジン(メキタジン)が抗アレルギー作用もメディエーター遊離抑制作用もあるのでちょうどいいみたい。点鼻薬もメディエーター遊離抑制作用があるインタール(クロモグリク酸ナトリウム)の方が、ステロイドよりも合っていたので、最近はもっぱら同じ成分の入っている市販薬で間に合わせていた。
さてさて、こちらに来てから調子がいいとはいえ、手持ちが全部なくなってから慌てても遅いので、ドラッグストアーを偵察に。
花粉症薬コーナーを発見。どれどれ・・・ジルテック(塩酸セチリジン)、クラリチン(ロラタジン)が市販薬で売ってる!!日本では医療用医薬品の上に、まだ後発品すら出ていないのに!!さすがセルフメディケーションの進んでいる国だわ。他にも、日本では発売されていないAcrivastineって抗ヒスタミン薬も出てる。ジルテックは眠くなるけど、クラリチンなら大丈夫なので使えるかもしれない。