思い出しても腹が立つ

昨日は1日ブルーだった。
Sainsbury'sというスーパーにお買い物に行き、10品未満だったので、express laneに並んだ。
大抵、店員さんは最初に「パッキングの手伝いをしましょうか?」などと聞いてくれるんだけど、昨日の店員さんは聞いてくれなかった。もちろん「自分でできます」って答えるんだから、結果は一緒なんだけど気分が違う。そして、バーコードをスキャンしている間やこちらがお金を用意する間も隣のレーンの店員とお喋り。細かいお札がなかったので、8ポンド弱の買い物に対して、20ポンド札で支払った。
ところが、店員さんからのおつりは2ポンド強。
「おつりがまちがっているんですけど。」
と言ったら、レシートと見比べている。いやいや、間違っているポイントはそこじゃないって、と思い、
「20ポンド札で支払ったのですが。」
と言ったんだけど、ときすでに遅し。
日本では大抵、会計が終わるまで受け取った大きなお札はマグネットなどで留めてレジに入れないケースが多いけど、こちらでは受け取ったお金をすべてレジにしまってからおつりを渡してくる。しかも、お札を縦にしまうレジなので、店員は適当に隙間にお札を突っ込むのでどこにしまったかなんて分かるはずもなく…。
こちらの英語力も低いので、
「今、チェックできない。」「あなたが悪いとは言わないけれど、勘違いしているんじゃない?」
といわれたことしか分からなかった。後ろにお客さんもたくさん並んでいたので、
「もういいです。私の勘違いかもしれないし。」
と言って諦めて帰ってきた。
家を出るときに財布のお札はすべて20ポンド札だったことを記憶しているので、絶対に間違いないんだけど…。
「隣の店員さんとお喋りしていたじゃない、ちゃんと確認してくれたの?」という嫌味を言う英語力も
なかったので、すごすごと退散。
次回からは10ポンド以下の買い物に対して20ポンド札で支払うときは、"Sorry,I don't have 10 pounds note."とか"I don't have any smaller notes."とか言いながら渡そう。多少の注意は引けるはずだし。
日本だとイヤなことがあった店には二度と行かないようにできたけど、ここにはそれほどの選択肢もないから、イヤでも買い物に行かなくちゃならない。
ただ、イヤなことがあるたびに家から出たくない理由が増えて、どんどん引き込もり傾向になってしまうのも事実。