2008-09-10 日帰りでLudoとBarリベンジ

前日、大聖堂とか街中とか一通り見ちゃったので、Lugoまでひとっ走り。Lugoはローマ時代に作られた城壁で囲まれた街。世界遺産だっけか?

駐車場に車を停めて街に出ると、今まで経験したことのない暑さ。31℃もある!ダラムはこの夏一度も25℃を超えなかったので、ちょっとキビシイ。
街をぶらぶらしつつ、ZARAでうっかりコートを購入。くそ暑いのに。ウール100%なのに99ユーロだったのよ。なんとなく魔女っぽくてかわいかったの。
で、大聖堂を観て、城壁の上をお散歩して、適当にBarに入ってお昼ごはん。Empanadas a la gallegaを注文。ガリシア地方のエンパナダス、どうやら具材に魚が入っているものらしい。
Leonのツナにもちょっとびっくりしたけど、今回のはどうみても青魚。サーディーン?でも、全然臭みがなくて美味。
美味しいEmpanadasを食べて、買い物も済ませたので、再びSantiagoへ。
そこで、ナカヨシくんの驚異的な記憶力が。
というのも、Lugoへ向かう道の一部が巡礼路となっていて、そこですれ違った東洋人の顔を覚えていた。夕方、Santiagoの街中で、「あのヒト、昼間すれ違った。もう着いたんだ。」みたいな発言を。
すごい記憶力には感服したけど、ちゃんと前を向いて運転してる?という疑問が。
さて、夜は昨日のBarにリベンジを仕掛けた。

本日も店内はすごい混みっぷり。なんとかカウンターを陣取り、まずは前の日から気になっていたChicharonesというものと、Pimientos de Padronを注文。
Chicharonesは英語ではshredded cured porkだったんだけど、うまく日本語で説明できない…。結構濃い味。curedしている間に濃縮された感じで。
Pimientos de Padronは近郊のPadronという町の名産のpepper(日本のシシトウに近い)を焼いて、オリーブオイルと塩をかけただけの、非常にシンプルな料理。
これが意外にも美味しい!なんだろ?日本のシシトウよりも短い実で皮も薄いのかな?焼き加減も絶妙だった気がする。でも、日本のシシトウでも真似できるよ、きっと。
それから、Almejas a la marinera(アサリの漁師風)を注文。これが非常にうまかった。アサリの身がまず大きい。そして、玉ネギ、ニンニク、オリーブオイルで蒸し焼きしてあるんだと思うんだけど、そのソースもとても美味しかった。殻ですくって食べてしまう程に。
残念ながらPercebes(亀の手)はこの日は置いていなかったらしくて、食べられなかった。
でも、大抵の気になるものは食べつくせた気がするので満足。

バルセロナとかマドリッドあたりだと、もしかしたら全国の料理が食べられるのかもしれないけれど、北スペインではバスク料理はバスク地方で、ガリシア料理はガリシア地方で、とその土地でしか食べられないことを思い知った。