大久野島

仕事を始める前に、ということで前から気になっていた大久野島へ一泊二日で遊びに行ってきた。
ここは、日露戦争から第二次世界大戦までの間、毒ガス製造をしていた島で、当時は地図からも消されていたらしい。
一応、毒ガス資料館にも行ったけど、メインはなんといってもウサギ!
イギリスにいた頃はジョギングコースにウサギはいたものの、姿を見ると大慌てで逃げていく、かわいげのないウサギばかり。つくばでは一度だけ洞峰公園をジョギング中に見かけた程度。
いないと見たくなるのがヒトというもの。神戸から広島県竹原市忠海港までは車で、そこからフェリーで大久野島へという交通手段。
待合所兼売店のようなところで待っていると、他のお客さんが店員さんにウサギについて聞いていたので、聞き耳を立てていたら、こんな会話だった。

大久野島ってウサギがいるの?」
「ええ、いますよ。船着場に着いたらもういますよ」

ほほぅ。すぐにいるのか。

フェリーで約15分、確かに大久野島に着いたら、すぐにウサギがいた。
日中は暑かったので、木陰や草むらでお休みしていたけど、夕方以降はわらわらと宿泊所の前の広場や道端にいっぱい。
野生のウサギなんだけど、餌を貰い慣れているのでヒトを見ると寄ってくる。ダラムの鴨以来のなつきっぷりでとても楽しかった。英気を養った気がする。