旅行記(2日目)

朝目が覚めて、窓の外を眺めたら、8階にも関わらず舞い上がった木の葉が窓に張り付くほどの強風っぷり。実際、全ての空の便は欠航。「明日帰れるかしら?」と思いつつ、朝食はおとなしくホテルで取ることに。そこで友達がマンゴーがフルーツのメニューに無いことに不満を持ち、マンゴーが食べたいと言い出した。「食べたいのは分かるが、MRTは全線運転見合わせだし、新光摩天展望台や台北101などのビル、デパートは全て閉まってるってテレビのテロップ流れてるよ」って言ったんだけど、諦め切れない様子。台風がちょっと進路を変えたおかげで昼過ぎからちょっと天候が回復してきたので、とりあえず足ツボと全身マッサージのお店へ。送迎のサービスがあったので問題なく行くことができた。どうやら私は疲労と睡眠不足らしい。足ツボの人に言われた。ただ、良く眠っていても同じところが痛いので、きっと疲労がたまっているのでしょう。マッサージが終わりホテルに戻った後、友達はコンシェルジュに空いているスーパーが無いかを調べてもらいに行った。私は相変わらずテレビのニュースに釘付け。しばらくすると、台北遠東国際大飯店のショッピングモールが空いているらしいとの回答を持って、部屋に戻ってきた。「本当にやってんのかな?」と思いつつ、タクシーでGO!…やっぱりものの見事に閉店。ま、外に出ちゃったし、どうやらMRTも徐々に動きつつあることだしってことで、屋根のある士林夜市へ行き、友達はマンゴーシロップのかかったカキ氷を、私は愛玉っていう寒天っぽいぷるぷるしたものが入ったジュースを購入。どうやら、友達ご所望のマンゴーカキ氷ではなかった模様。その後、同じ夜市内のおかゆのお店でイカとエビの入ったお粥を夕食にした。あいにく一番食べたかった胡椒餅を売っているお店は見当たらなかった。そこで、屋根の無い夜市部分へ繰り出すことに。時折、突風と雨が降るなかぶらぶら探してみたものの見つからなかった。次回は絶対に食べたい。っていうか、今回は天候のせいで、あまり現地らしい食べ物にありつけなかったんだよなぁ。
ホテルへ戻ると、友達がコンシェルジュにスーパーが閉店していたことを伝えに言ったが、担当してくれた人じゃなかったらしく、も一つ通じていなかったみたい。ま、客の安全のために大きなところほど、警戒して閉店するよね。実際。
 台風も進路が変わって、弱まったし、明日の朝は動けるんじゃない?ってことで、百果園という、マンゴーカキ氷を売っているフルーツパーラーへ翌朝行くことに決めて就寝。