パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ

fuente2008-08-20

有名なトルコ料理の冷製。パトゥルジャン・イマム・バユルドゥとは、『高僧が気絶したナス料理』という意味だとか。
実はこれ、正月にイスタンブールを訪れた際、レストランの店先で見かけた記憶がある。でも、そのときの私のトルコ料理の知識は、ケバブとフムスとトルコアイスだけだったので、結局食べずに帰ってきてしまった。
きっと地球の歩き方には載っているんだろうな。ロンリープラネットは料理の情報が乏しい。レストランは載っているんだけど、名物料理の写真とかがないのよ。
で、帰国後、いつものごとく行った国の料理を作るブームの中で、この料理のことを知った。そして、いくつかのサイトのレシピを見ながら、好みの作り方がようやく定まったので覚え書き。
材料
 ナス(米ナスなど大きめのもの) 2個
 トマト 3個
 玉ネギ 1個
 ニンニク 3片
 塩 小さじ1
 砂糖またはハチミツ 大さじ1
 オリーブオイル 大さじ3
 熱湯 100mL
 レモン汁 少々
 イタリアンパセリ 適量
作り方
 1.ナスは皮を縞目にむき、刃先でところどころ突いて穴をあけ、薄い塩水につける。
 2.玉ネギはごく荒いみじん切り、ニンニクは薄切り、トマトは皮を湯剥きし、2cm角に切る。
 3.平らな鍋にナスの水気を軽く絞って並べ入れ、玉ネギを一面にのせ、ニンニクを散らす。さらにトマトを一面にのせ、塩、砂糖、レモン汁、オリーブオイルを加え、熱湯を注ぐ。
 4.ふたをして強火にかけ、沸騰したら中火にし、水気が少し残る程度まで煮込んで火を止める。
 5.荒熱が取れたらなすの中央に切り目を入れて少し開き、そこに一緒に蒸した野菜を詰め、イタリアンパセリを飾り、冷蔵庫で冷やす。
好みで鷹の爪やクミンシードを加えてもよいかも。