納豆づくり

以前、ニューカッスルのアジア食材店で冷凍納豆を購入しました。しかし、3パックで2ポンドはかなりお高い。ということで、これを種にして自家製納豆に挑戦♪
ネットでいろいろ自家製納豆を作っていらっしゃる方のサイトを見てみると、結構みなさん新品の箸を使ったり消毒用エタノールで殺菌したり、いろいろ手をかけていらっしゃる。
でも、納豆菌って枯草菌の一種だから熱に強いし、納豆菌が先に繁殖して栄養となるものを消費しちゃえば、他に生き残った菌があっても納豆菌に負けちゃうはず。とりあえず、軽く熱湯消毒さえしてしまえば問題ないと判断しました。そして、ちょっと反則気味ですが、うちには保温調理器のシャトルシェフがあるのです。
【作り方】
1.大豆250gを水に一晩漬けて戻します。
2.圧力鍋で45分間蒸します。(ゆでると水溶性ビタミンやたんぱく質が溶出してしまい、また皮がむけてしまうのであまり美味しくありません。)また、普通の鍋で蒸す場合は3時間以上要します。
2.減圧したら、熱湯消毒したシャトルシェフの鍋に大豆を手早く移します。そこに納豆を10粒程度加え、軽く混ぜます。
3.納豆菌は好気性菌で、増殖時に水を発生します。なので、私はキッチンペーパーを豆の上にかぶせ、アルミホイルに小さな穴を適当に開けたものを蓋として使いました。
4.シャトルシェフ本体に熱湯を鍋の底が触る程度に入れ、鍋を入れて蓋をします。
5.納豆菌の繁殖に適した温度は40度程度と言われているようですが、それより高温でも繁殖しつづけていました。40度以下になると、繁殖が遅くなるようなので敷き水を交換します。今回は6時間毎に交換して、丸一日でできあがりました。水を交換するときに、キッチンペーパーも取替え、熱湯消毒したスプーンで軽く混ぜておくとよいと思います。
6.出来上がったら熱湯消毒した容器に小分けし、2,3日冷蔵庫で熟成させます。1週間以内に食べられそうな分は冷蔵庫に、残りは冷凍保存できます。
シャトルシェフがない方は発泡スチロールの箱を使ってらっしゃるようです。また、熱を発生するもの(テレビ、ステレオ、ビデオ、パソコンなど)のそばに置いて作っていらっしゃる方もいるようです。